藤田健斗選手に直撃インタビュー!!
2019年プロ野球ドラフト会議で【阪神タイガース】から5位指名された滋賀県長浜市出身の藤田健斗選手
2019年プロ野球ドラフト会議で【阪神タイガース】から5位指名された藤田選手が、中学時代に所属していた滋賀ユナイテッドJBoy’sを2019年12月に訪問されました。生徒たちから熱烈な歓迎を受ける中、藤田選手とJBoy’s池田監督は私たちのインタビューに快く答えていただきました!
池田監督に藤田選手の中学時代の印象を伺うと「小学時代から有名な選手で、逸材でした。入部当時はもっともっと上のレベルを経験させたいと感じ、期待が大きい分、厳しく指導しました。」と、大きな期待を寄せられていたことを教えていただきました。その中で、基礎体力やメンタル面を鍛えるため、走ることが苦手で大嫌いだった藤田選手に徹底したランニングメニューを課したり、自分のすべきことや目標を明確にさせる大切さを教えたりされたそうです。本人の目指すところがはっきりと見え始めると、1年生の後半にはメキメキと頭角があらわれレギュラーにも抜擢されました。
輝かしい3年間にも見える選手時代ですが「彼にとって本当に厳しかった3年間だったと思います。厳しい指導についてきてくれるか不安な部分もありましたが、本当によくがんばってくれました。」と当時の藤田選手の成長を思い出しながらお話しいただきました。また、藤田選手に対して「プロの世界は野球をしている人なら誰もが憧れる世界であり、また、厳しい世界でもある。その中で、JBoy’sの憧れの選手であり続けてほしい。がんばってください!」とエールを送られました。
藤田選手に中学生時代の思い出を伺うと、「このJBoy’sの3年間が本当に大きいです。池田監督に指導していただいたおかげで、高校での練習をとても良い状態で取り組むことができました。JBoy’s時代の経験がなかったら、高校で挫折していたと思います。」「1年生当時は走ってばかりでボールを触ることもなく本当にきつかったですが、今振り返れば本当に良かったです。」と当時の厳しかった練習をなつかしく感じながら振り返っておられ、監督には、「厳しい中にも愛情がありました。キャッチャーとしての大切な部分を多く教わりました。これ以上の監督はいません。」と感謝の意を述べられました。
現在、藤田選手は、身体を大きくするためにアウター・インナーマッスルを鍛えるウエイトトレーニングや姿勢のトレーニング、そこにダッシュ系のトレーニングなど組み込み、プロでも通用する体力をつけようと努力されています。野球を始めた小学校2年生の時からプロ野球選手になることが夢だった藤田選手に、プロ野球選手を目指す子どもたちにメッセージをお願いしたところ、「野球を続けていく上で必ず壁にぶち当たるときがあります。挫折するときがあります。しかし、そこであきらめない選手が上へ行けます。プロになれます。最後まで夢をあきらめないでください。」と自身の経験から得られた『最後まで夢をあきらめない気持ちを持つことの大切さ』を教えていただきました。
最後に滋賀県の皆さんに向けた一言として「1日でも早く1軍へ上がり、そこで活躍して皆さんに応援してもらえるようにがんばります。応援よろしくお願いします!」という、今後の活躍に期待ができるメッセージをいただきました。
藤田選手は「ゆくゆくは打って守って走れる3拍子揃ったキャッチャー、キャッチャーと言えば藤田と言われるようになりたい」と熱く語ってくれました。今後の活躍を応援しています。
ガンバレ!!阪神タイガース藤田健斗選手!!
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